高温多湿の日本では、湿気の多い時期などは体内のバランスが崩れ、
むくみ、めまいや動悸、食欲不振など引き起こしていきます。
中医学では、夏の邪気を「火邪・かじゃ」や「暑邪・しょじゃ」と言います。
暑さが厳しくなると体内にたまった余分な熱で、体温を下げるために汗をかきますが、
汗の中の血中の水分とミネラルも一緒に排出してしまう為に血液がドロドロになりやすくなります。
ドロドロの血液を全身に運ぼうとする為に心臓に負担がかかりやすくなります。
からだには、かなり負担がかかるため、動悸やめまい、イライラなどがおこりやすくなるんですね。
そういったトラブルを防ぐためには、からだに余分な熱を下げ、
失った潤いやエネルギーを食べて補うのが重要です!!!
体にたまった余分な熱を取り除いて体の必要な潤い補い
豚肉、トマト、きゅうり、ズッキーニ、冬瓜、なす、キウイ、すいか、豆腐
熱を冷まして、解毒する食材
緑豆、小豆、きゅうり、ゴーヤ
暑い時期に弱りやすい胃腸の働きを助け、気を補う食材
長芋、枝豆、とうもろこし、かぼちゃ、米、かつお、あじ、たこ
体にたまった余分な水分を排出する利尿作用がある食材
はと麦、なす、とうもろこし、冬瓜、きゅうり、ズッキーニ、苦瓜、枝豆
暑いからと言って、どうしても冷たい食べ物や飲み物を摂取しがちですが、
冷たい食べ物や飲み物を取りすぎると胃腸の働きを弱めてしまいます!夏バテ防止の為には、
氷が入った飲み物をできるだけ避けたり、温かいものと一緒に取るようにしましょう♫
食材をうまく活用して、暑い時期を乗り切りましょう!